2021年08月05日

リシャール・ミル「オートマティック フライバッククロノグラフ」を発表!

2020年9月8日、リシャール・ミルは、初の自社製クロノグラフムーブメントを搭載した「RM 72-01 オートマティック フライバッククロノグラフ」をリリースした。搭載するムーブメントは、自社製というだけでなく、リシャール・ミルらしい際立って合目的なものである


極端に大きなインダイアルが特徴
 長らくリシャール・ミルは、トゥールビヨンを搭載したクロノグラフ以外には、ヴォーシェ マニュファクチュール フルリエ(以下ヴォーシェ)製のエボーシュに、デュボア・デプラ社製のモジュールを加えたものを採用していた。パロディ ブランドこれは信頼性が高く、クロノグラフを作動させてもテンプの振り角が落ちにくい上、フリースプラングテンプを持つ最新版は、衝撃にも強かった。しかし、リシャール・ミルらしいユニークさにはいささか乏しかった。同社もそれを理解していたのか、2020年の秋には新しいクロノグラフをリリースすると述べていた。

RM 72-01 オートマティック フライバッククロノグラフ

リシャール・ミル初の自社製自動巻きクロノグラフ搭載機。大きなインダイアル(60分積算計および24時間積算計!)が示す通り、視認性を極端に高めた設計を持つ。また、60分積算計と香箱の間にクラッチを挟むことで、クロノグラフを使わない際の精度も悪化しにくい。自動巻き(Cal.CRMC1)。18KRGまたはTiケース(縦47.34×横38.40mm、厚さ11.68 mm)。30m防水。Tiは予価2050万円(税別)、18KRGは予価2600万円(税別)。
 関係者たちは、ヴォーシェが新しく開発した自動巻きクロノグラフをベースに選ぶと予想していた。コスモグラフ デイトナ しかし、予想を裏切り、リシャール・ミルがリリースしたのは完全な自社製クロノグラフムーブメントのCal.CRMC1であった。加えて、このムーブメントは他にはない個性を備えていた。それが、極端に大きなふたつのインダイアルと、ユニークなダブルスイングピニオン(振動ピニオン)式のクラッチである。

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Posted by 田篠 at 10:52│Comments(0)
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